「面接時の身だしなみは大事です。」おそらく面接官100人に聞いたら100人全員がそう答えるでしょう。
ただ、インターネットに公開されている多くの記事では「ネクタイピンは必須ではない。面接にそれほど影響はない。」と書かれています。
確かに必須ではありませんが、ネクタイピンを着けているといくつかの効果があるのは確かです。「ネクタイピンをするか、しないか」だと、絶対にした方が印象が良くなりますので、「ネクタイピンは付ける」が正解です。これは実際に私が面接官として感じたことなので、詳しく話していきます。
就活時にネクタイピンをした方が良い理由
自己管理能力が高い人だと思われる
ネクタイピンをしている就活生を見ると、外見の細かな点に気を配れる=抜け目のないしっかりした性格なのかな?と思います。実際にネクタイピンをしている就活生と話をすると、自己管理能力や危機管理能力に長けた人が多い印象です。
オシャレに見える
これはネクタイピンのセンスによりますが、シンプルかつオシャレなネクタイピンをしている就活生は、他の人たちよりもファッションが好きだったり、最先端の音楽をチェックしていたり、日々センスを磨いている人の割合が高く、「一緒に仕事したら面白そうだな」と感じさせます。デザイン系の面接で活きそうですね。
清潔感が増す
当たり前ですが、身だしなみに気をつかっている分には清潔感が増します。ネクタイのズレもかなり軽減されますから、清潔感を出すには最適なアイテムです。特に取引先の方と会う業種だと清潔感は大事ですからね。
仕事ができそうに見える
ネクタイピンは不思議なほど仕事ができる雰囲気を醸し出してくれます。結婚式に着ていくスーツの胸元にハンカチをチラ見させると仕事できそうな紳士に見えますが、それと同じですね。
他の就活生と差別化ができる
日本の就活生はだいたい同じ格好をしています。その中で差別化する数少ないアイテムがネクタイピンです。少しでも印象に残したいならネクタイピンはするべきです。
就活時に最適なネクタイピンの選び方
絶対にシンプルなシルバーのネクタイピン
面接時に派手なネクタイピンをするべき会社は、ブッ飛んだ人材を求めているようなところだけです。一般的な人材を求めている企業の面接でゴールドや柄物のネクタイピンを着けて行くと「扱いにくそうだな」と思われてしまう可能性があるのでNGです。
無難なシルバーのネクタイピンにしましょう。
ブランド物も避けるべきです。日本では比較的安価なポール・スミスやバーバリーといったブランドが人気ですが、ブランド物は就活生にとっては気取った感じが出てしまう可能性があります。もっと素朴なブランドやメーカーのネクタイピンを選びましょう。
リクルートスーツにおすすめのネクタイピン
アーバンタイ(URBAN TIE)
私たちが自身を持って制作しているネクタイピン専門ブランドです。高級素材を職人が手作りで仕立てたシンプルなアイテムをラインナップしています。ネクタイを傷つけない特許申請済みの優しい作りをしていますので、これからの社会人生活の中で長くご愛用いただける逸品です。
番外編:リクルートスーツにカフスボタンは「アリ」か「なし」か
個人的にはなしです。カフスボタン(カフスリンクス)はシンプルであっても “キメすぎ感” が出ちゃうので、面接官に「お調子者」や「センスが微妙な人」という印象をつけてしまう可能性が高いと思います。
リクルートスーツはシンプルかつ安価でセンスを感じるものがベターですね。
この記事が就活生の皆様のお役に立てれば幸いです。